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首都圏マンション販売27%増、都心部で好調 

不動産経済研究所発表の首都圏のマンション市場動向調査によると、今年上半期(1〜6月)の発売戸数は前年同期比27.0%増の2万171戸でした。上半期でプラスとなるのは、2004年以来6年ぶり。都心部の大型マンション販売が好調で、世界同時不況で落ち込んだ昨年から大きく持ち直しました。

大手不動産会社が都心部の大型物件を積極的に売り出した結果、東京都区部の発売戸数は前年同期比33.1%増の9098戸と伸び、首都圏全体の45.1%を占めています。

首都圏では発売から1カ月以内の契約率が平均78.9%と、3年ぶりの70%台となり、1戸あたりの平均価格は4712万円で、前年同期から231万円上がりました。

6月単月の発売戸数は前年同月比66.6%増の5130戸。契約率は83.9%に達し、売れ残りの在庫数も5千戸台の低水準が続いています。