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直接不動産投資の改善傾向続く

IPDジャパンが発表した「月次インディケーター」によると、20104月末までの1年間に達成された、借入金を考慮しない直接不動産投資のトータルリターンがマイナス3.7%で前月(3月末)と比べて0.6ポイント改善し、全不動産におけるトータルリターンの改善が続いています。

インカムリターンは5.4%とほぼ横ばいで推移したものの、店舗・オフィス・住宅のすべてにおいて改善を見せたキャピタルリターンがマイナス8.6%と、前月より0.6ポイント改善したのが要因と見られています。

同社によると、「全不動産レベルでのリターンは下落しているが、セクター間の開きは依然として大きい。物流・配送施設セクターでは、年間リターンが5.8%とプラスなのに対し、オフィスはマイナス6.2%。また、店舗については20089月以来、トータルリターンがプラス・マイナスゼロとなった」と分析しています。

今後も直接不動産投資の改善傾向は続くと見られ、市場の活性化にともなう優良物件の動向から目が離せません。ymcでは、常に最新の市況を分析し、お客さまのニーズに合致した不動産投資物件をご提供いたします。