2024年12月15日
マンションデータサービスは、このほど、首都圏の分譲マンションストックに関する新たな分析結果を発表しました。
それによると、現在は1300件程度の築40年を超える物件が、10年後には約7倍の9300件(約65万戸)に達する、としています。
現在の1300件は、昭和46(1971)年以前に東京都心部を中心に建てられたものですが、それ以降は首都圏全域でファミリータイプのマンション建設が増加し始めました。今後は、エリアや居住者の属性にかかわらず、多くの物件が老朽化することになります。
マンションは築40年を超えると急速に老朽化が進むと言われており、その対応は急務。建物の躯体構造の耐用年数は、鉄骨で34年、RCで47年ですから、いくら高利回りの物件でも、これらを投資対象にするには大きなリスクが伴います。