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首都圏・中古マンション、3カ月ぶりに成約価格上昇

東日本不動産流通機構(東日本レインズ)がまとめた首都圏の不動産流通市場動向によりますと、8月・1都3県における中古マンションの成約平均価格は3カ月ぶりに上昇し、2532万円(前月比2.1%増)となりました。埼玉県内の成約価格が大幅に上昇したほか、東京、千葉、神奈川もそれぞれ上昇。平均成約面積は64.51平方メートル、平均築年数は18.3年となっています。また、地域別の成約平均価格は、東京都が3055万円(同0.5%増)、埼玉県が1757万円(同10.6%増)、千葉県が1789万円(同3.6%増)、神奈川県が2361万円(同2.2%増)。同月の成約件数は1943件で前年同月比6%減少。東日本大震災が発生した3月以降、6カ月連続で前年同月を下回りました。このため、在庫数は41456件(前年同月比31%増)に増えて過去最高を更新しましたが、こうした状況を優良物件に出会える好機と捉える投資家が、最終的な勝ち組となるのです。