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中古マンション、賃貸住宅ともに成約活発化。

東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の調査によりますと、10月に首都圏で取引された中古マンションの成約件数が、震災以降初めて前年を上回りました。10月の成約件数は2670件で前年比4.9パーセント増加。東京都が10.9パーセントの2ケタ増となったほか、神奈川県も4.2パーセント上回っています。

また、不動産総合情報サービスのアットホームがこのほどまとめた首都圏・居住用賃貸物件の市場動向によりますと、シングル向けの取引が活発だった9月の賃貸住宅の成約数は、前年同月比で5カ月連続の2ケタ増を記録しました。13(東京、神奈川、埼玉、千葉)の成約数は18171件で、前年同月比10.7%増加。東京都を区部と都下に分けた首都圏5エリア全てで増加しています。前年に大幅に増加していた3県の増加率は1ケタ台にとどまったものの、東京23(7955件、前年同期比16.6%)と東京都下(1347件、14.5%)で大幅増となりました。