2024年10月1日
東日本不動産流通機構によりますと、10月に首都圏で成約した中古マンション件数は2744件(前年同月比2.8%増加)で、2カ月連続前年を上回りました。成約平均価格は2509万円で、前年と比べて0.5%下落したものの前月比だと0.7%上昇。なお、中古戸建てについては、成約件数が1022件(同1.4%増加)、成約平均価格は2896万円(同3.9%下落、前月比2.1%上昇)でした。
また、東京カンテイ(東京都品川区)によりますと、2012年の中古ワンルーム物件の流通事例数が、過去最高の7万件弱に達する見通しであることが分かりました。2012年1~9月における中古ワンルームの流通件数は5万417件。4万5983件だった前年同期を約10%上回っています。年間ベースでは、過去最高だった2011年の6万4300件を超える勢い。1~9月における中古ワンルームの表面利回りは8.39%。前年比で0.36ポイント上昇した。なお、同時期における新築ワンルームの表面利回りは4.16%でした。