2024年11月15日
東京カンテイ(東京都品川区)がまとめた2014年12月の中古マンション価格(70平方メートル換算、売り希望価格)によりますと、首都圏(2897万円、前月比0.5%上昇)では東京都(3947万円、同1.3%上昇)のみが上昇し、その他3県は弱含みでした。東京都は2014年の最高値を記録。年間を通じて明確な上昇基調です。近畿圏(1806万円、同0.4%下落)は弱含み。中部圏(1499万円、同0.1%上昇)は小幅ながら3カ月連続の上昇でした。
また、不動産経済研究所の調査によりますと、2014年の首都圏における新築分譲マンション供給戸数は4万4913戸で、前年を20.5%下回りました。消費増税の反動減などが影響した格好です。平均価格については前年比2.7%上昇の5060万円。1992年以来の5000万円台となりました。2015年の供給戸数については、2014年とほぼ同水準の4万5000戸程度を予想しています。