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四半期ぶりの上昇 首都圏中古マンション4~6月期

梅雨明け前の台風で過ごしにくい毎日、夏直前の今回は二本立てでお送りいたします。

a0960_006766まず、東日本不動産流通機構(東日本レインズ、東京都千代田区)は、2015年4~6月期の首都圏における不動産流通市場動向をまとめました。成約件数が5四半期ぶりに上昇に転じるなど、久々に好調な市況となっています。中古マンションの成約件数は8930件(前年同期比8.4%増)。2014年1~3月期(9993件)以来の増加となりました。1平方メートル当たりの成約単価は45.1万円(同7.1%上昇)、平均価格は2878万円(同6.7%上昇)。前期比で単価は10四半期、価格は11四半期連続で上昇しています。

■自宅売却、購入価格との差は平均923万円

また、アットホームはこのほど、5年以内に首都圏の自宅を売却した295人を対象に調査を実施しました。それによりますと、自宅の購入時価格の平均は3459万円、売却価格の平均は2536万円で、923万円の差があることが分かりました。また、平均居住年数は13年で、「売却価格に満足している」と回答した割合は37.6%でした。