2024年11月1日
東京23区の投資用中古マンション販売とその管理を手がける日本財託はこのほど、投資家を対象に意識調査を実施しました。その結果、東京五輪開催を4年後に控え、多くの投資家が不動産価格の上昇を見込み、新たな投資を考えていることが分かりました。
すでに都心で不動産投資を行っている同社のオーナー583人に聞いたところ、今後4年間のうちに不動産価格が上がると回答した人は56.4%、「下がる」は9.8%にとどまり、33.8%が「変わらない」と予測しています。また、「上がる」と回答した人に、「今後、4年以内に投資用不動産を購入しますか」と聞いたところ、約6割が「新たな投資用不動産の購入を考えている」と回答。「購入する予定はない」は38.2%、「売却を考えている」は5.2%でした。
不動産投資市況について気になっていることを尋ねたところ、「不動産価格は高騰したと実感しているが、金利が低い分、月々の収支は変わらない」「不動産投資ブームで始める人が増え競争率が上がり、優良物件が少なくなってきた」「年齢を重ねていくごとにローンを利用することが厳しくなっていく」といった声が挙がっていました。