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2018年1~9月の日本の商業用不動産投資額は3兆930億円に

JLLは10月22日、2018年1~9月期における日本の商業用不動産投資額(速報ベース)を発表しました。投資額は前年同期比4%増の3兆930億円(ドル建ては同7%増の281億ドル)。第3四半期では前年同期比10%増の8420億円(ドル建ては同8%増の74億ドル)を計上しました。同社では、商業用不動産に関する投資環境は今後も良好に続くと想定しており、2018年通年の取引額で前年比5~10%の増加を予測しています。

また、同社は来年5月1日付で、JLLの鑑定部門をグループ会社のJLL森井鑑定に統合する予定です。JLL森井鑑定(旧森井総合鑑定)は2016年3月にJLLグループに入り、国内の機関投資家や金融機関に対する豊富な実績を生かし、国内外の投資家に鑑定サービスを提供してきました。両社は統合まで従来通りに独立した業務運営を展開する予定で、今回の統合により、JLL森井鑑定は不動産鑑定士30人以上を擁して、グローバルネットワークを生かした、従来以上に質の高いサービス提供を実施していく構えだということです。