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フレキシブル・オフィス市場、昨年末比で48%増

JLLは12月13日、東京のフレキシブル・オフィス市場(サービス・オフィスとコワーキング・オフィス)の動向を分析し、その結果を発表しました。東京都心5区のフレキシブル・オフィス市場は2018年に急拡大。2018年12月末時点で貸床面積は15万6000平方メートルとなる見通しで、2017 年末比で48%も増えています。全123拠点のうち、サービス・オフィスが78拠点(約8万1800平方メートル)、コワーキング・オフィスが45拠点(約7万4200平方メートル)となっています。2018年に新設されたフレキシブル・オフィスの9割超がコワーキング・オフィスで、1拠点当たりの平均面積は2018年12月末時点の推計で2000平方メートル超。2017年12月末時点の平均1000平方メートルと比べ倍増しています。

※コワーキングとは・・・オープンスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルを指す。コワーキング・オフィスは、シェアオフィスやレンタルオフィスとは異なり、実務を行う場所が個室ではなく図書館のようなオープンスペースとなっている。また、すべてのスペースを共有したり、イベントを行ったりといった試みを通して、参加者同士のコミュニティ育成を重要視する傾向が強い。コワーキングは、独立して働きつつも価値観を共有するグループで社交や懇親が図れる働き方であり、コスト削減や利便性といったメリットだけではなく、才能ある他の分野の人たちと刺激し合い、仕事上での相乗効果が期待できるという側面も併せ持つ。