日本と韓国を結ぶ総合不動産ソリューション企業
株式会社ワイ・エム・コンサルティング
TEL:03-3348-2241
9:00~17:00(月~金)

都心部オフィス賃料、上昇続く。空室率は5カ月連続低下。

三幸エステートは、2019年第4四半期の「オフィスレント・インデックス」を公表しました。東京都心部のAクラスビルは、1坪当たりの賃料(共益費除く)が4万2242円(前期比2618円増)、空室率が0.6%(同増減なし)で、賃料はリーマンショック以降での最高値を更新しました。Bクラスビルの賃料は、2万2521円(同539円減)、空室率が0.6%(同0.1ポイント低下)と3期ぶりに賃料が下落し、上昇に一服感が出ています。Cクラスビルの賃料は2万133円(同22円増)、空室率0.6%(同0.1ポイント低下)で、賃料は2000年の統計開始以来となる最高値が視野に入りました。
また三鬼商事は、2020年1月時点の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)におけるオフィスビル市況を公表しました。平均空室率は1.53%、前月比0.02ポイント低下し、5カ月連続で低下。1月は大規模ビルが満室や高稼働で竣工した一方、既存ビルでは一部で解約の動きも出ていたため、都心5区全体の空室面積は小幅な減少にとどまりました。1坪あたりの平均賃料は2万2448円(前年同月比6.84%上昇、前月比1.09%上昇)となり、73カ月連続で上昇しました。新築ビルの平均賃料は2万89375円(前年同月比1.49%下落、前月比1.75%上昇)、既存ビルは2万2201円(前年同月比7.30%上昇、前月比0.82%上昇)となっています。