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3月中古マンション成約数、16.1%増で過去最高に。

東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は4月12日、3月の首都圏流通動向をまとめました。それによりますと、首都圏の中古マンションの成約件数は4228件で、前年比16.1%の二桁増となり、3月としては1990年5月の同機構発足以降、過去最高となっています。成約価格は3837万円で同10.0%上昇し、10カ月連続で前年を上回りました。中古戸建ての成約件数は1629件で同プラス25.8%の大幅増となり、9カ月連続で前年を上回り、中古マンション成約同様、過去最高となりました。成約価格は3466万円で同11.5%の上昇となっています。

一方、東京のAグレードオフィス空室率は7カ月連続で上昇しています。JLLは3月10日、東京・Aグレードオフィス市況を公表し、2月末の空室率は前月比0.1ポイント上昇の1.7%、賃料(月額坪当たり)は3万8582円(同0.6%下落)。下落は11カ月連続となり、同社は企業サイドの様子見で新規・拡張需要は抑制されていると指摘しています。