2024年11月15日
不動産価値分析AIクラウドサービス「Gate.(ゲイト)」を提供するリーウェイズ(東京都渋谷区)では、独自集計した物件データを2020年と2021年で比較し、東京都内のエリアごとの新築から築後10年を経過した時点での不動産資産価値の「下落率」のランキングを発表しました。コロナ禍の前後で、資産価値の「落ちにくい地域」の変化率が下落して、逆に「落ちやすい地域」の変化率が上昇している傾向があるといいます。郊外物件の人気の高まりによって、従来の傾向である資産価値の二極化に若干歯止めがかかっていると分析しています。
資産価値の「落ちやすい駅」と「落ちにくい駅」を、「単身者向け」と「ファミリー向け」の物件でそれぞれ公開していますので、ここで2021年のベスト3とワースト3をご紹介します。
1位「湯島」2位「参宮橋」3位「上野御徒町」
②資産価値の「落ちやすい駅」(単身者向け)
1位「八王子」2位「京王八王子」3位「西国立」
③資産価値の「落ちにくい駅」(ファミリー向け)
1位「湯島」2位「上野御徒町」3位「原宿」
④資産価値の「落ちやすい駅」(ファミリー向け)
1位「八王子」2位「東武練馬」3位「西八王子」
不動産投資で重要な観点は、不動産の価格と資産価値の比較にあり、その資産価値の算出には、不動産を賃貸して運用したと仮定して資産としての市場がどれほどあるのかを測ることが重要と考えています。賃料や利回りでどれほどの変化があるのかを「物件の経年による資産価値の変化率」として算出しています。