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2021年4~6月期中古市場、前年比大幅増で過去最高に

東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は7月19日、4~6月期の首都圏流通動向をまとめました。前年が新型コロナウイルス感染症拡大の影響で減少した反動もあり、首都圏の中古マンションの成約件数は9987件で、前年比55.4%増と大幅増となっています。4期連続で前年を上回り、1990年5月の機構発足以降、4~6月期としては過去最高となりました。また、成約価格は3837万円で同13.2%プラスと二桁上昇し、35期連続で上昇しています。

中古戸建ての成約件数は4086件で同57.0%の大幅増となり、マンション同様、同機構発足以降、過去最高。成約価格は3393万円で同19.8%プラスの二桁上昇となり、4四半期連続で前年を上回りました。

6月単月で見ると、首都圏の中古マンションの成約件数は3262件で、前年比5.0%の増加となり、4カ月連続で前年を上回っています。成約価格は3873万円で同9.4%上昇となり、13カ月連続で前年を上回りました。中古戸建ての成約件数は1329件で同プラス15.2%の二桁増。12カ月連続で前年を上回り、過去最高となっています。成約価格は3541万円で同18.2%の二桁上昇となり、8カ月連続で前年を上回りました。