2025年1月15日
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
森記念財団・都市戦略研究所は12月10日、17回目となる「世界の都市総合力ランキング」を発表しました。1位ロンドン、2位ニューヨーク、3位東京、4位パリ、5位シンガポールで、上位5都市の順位は昨年から変わらず、東京は9年連続の3位となりました。
一方で東京、パリ、シンガポールがスコアを大きく伸ばし、2位ニューヨークとの差を縮めています。進展した3都市の共通要素として、外国人訪問者数やホテル環境など「文化・交流」関連指標の評価向上が挙げられました。
竹中平蔵所長(慶應義塾大学名誉教授)は「政府のさまざまな政策目標に採用され、世界的にも高い評価を得られるようになった。今回はコロナ禍明けの最初の統計結果で、ウィズコロナが早かったか遅かったか、それによってどのような影響を受けたかが端的に出ている。私たちは知識集約産業の中におり、都市の役割は極めて大きい。引き続き政策提言をしていきたい」とあいさつしました。