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住宅ローン最新動向:不動産会社向けセミナーで、若年顧客対象には返済期間を長くする提案を。

TERASS(東京都港区)は、不動産売買仲介会社向けのセミナー『利上げ最新レポート/各金融機関発表情報まとめ』を3月21日にオンラインで開催しました。最新の住宅ローン金利の動向や、これに関連する不動産会社による住宅ローン商品の提案業務の秘訣などを解説しています。

同社住宅ローンセンターの小畑陽一氏は、「2016年から2023年まで日本銀行はマイナス金利政策を実行したが、2024年3月に解除され、同年7月には追加で利上げした。その影響から金融機関の住宅ローンの基準金利が上昇傾向にある。現状では未発表だったが、4月1日にメガバンクもネット銀行も、基準金利や優遇金利を変更する。政策金利は2026年にさらに利上げする可能性がある。住宅ローンの固定・変動金利も影響を受ける」と現状を解説しました。

その上で、「金利上昇局面の中、不動産会社の担当者は住宅ローン商品の紹介で、若手世帯の顧客に対し、あえて返済期間を延ばして月々の返済額を抑える提案も今後は必要になってくる。金利だけではなく、団体信用生命保険の〝団信特約〟も含めたトータルな観点から提案すること。住宅ローンの情報は大きく変わりやすい。最新情報の入手を意識することが大切」と強調しました。

その際に有用なツールとして、最新情報を基に各金融機関の住宅ローン商品をオンラインで比較検討でき、無料で使える同社提供の住宅ローン検索システム『Loan  Checker』を紹介しました。