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家賃調査 二極化傾向が鮮明に 全タイプで家賃幅広がる

a0960_006513住宅新報社が年2回実施している4大都市圏家賃調査がまとまりました。それによりますと、東京圏(15年3月1日時点)のマンションの平均賃料は、ワンルームタイプが7万1840円で前回調査(14年9月1日時点)比0.02%下落とほぼ横ばいでした。13年3月から4期連続上昇していましたが、やや一服した格好だ。1LDK~2DKタイプは10万7558円で、同0.81%上昇。2LDK~3DKタイプは13万3751円となり、同0.42%上昇しています。

傾向を見ると、家賃の下限は1LDK~2DKで0.23%下落、2LDK~3DKで0.10%下落であるのに対し、上限はそれぞれ1.59%、0.81%上昇となり、家賃の幅が広がりました。同じ駅、同じ間取りでも、築年数や周辺環境などで家賃にある程度の違いが生じ、二極化が更に進んでいる結果が見て取れます。アパートの平均賃料については、1K~1DKタイプが6万2329円で0.03%上昇。2DKタイプが8万5377円で0.25%上昇。ほぼ横ばいですが、マンションと同様に、両タイプとも家賃の下限が下がり、上限が上がるという結果となっています。