2024年11月15日
不動産投資物件を検討するにあたり、基本的な判断はキャッシュフローで行うことは間違いではありません。しかし、最終的には、何年後にいくらで売却が可能なのかシミュレーションすること、つまり出口戦略を考慮したトータルリターンまで視野に入れることが重要となります。
期待利回りの高い物件は、当然キャッシュフローも高くなります。しかし、建物の躯体や築年数から割り出した物件の寿命、入居率の変動、家賃下落率などを想定し、たとえば、10年間のトータル損益(累計キャッシュフロー+売却損益)を見た場合、利回りの高い物件でも売却損によって収益が低くなることもあります。
投資物件情報を利回りだけで見ていくと、都心から離れた地域であったり、築年数がかなり経過していたりするものが多いことに気づかれるでしょう。これは需供面から考えても、空室率の高いエリアや家賃下落が激しいエリアの物件である危険性があります。
購入時から綿密な出口戦略を描いておくことが、不動産投資における成功の条件です。ymcでは、出口戦略も含めたシミュレーションを行い、安心かつ安全な不動産投資をバックアップいたします。