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分譲マンションは首都圏で弱含みに転じ、中古賃料は23区で8千万円台に迫る

東京カンテイは11月21日、三大都市圏・主要都市の2024年度10月の分譲マンション賃料(70m2換算)の動向および中古マンション価格を発表しました。

分譲マンション賃料(70m2換算)の動向については、首都圏は全域的に築浅事例の減少にともない弱含んだ影響から1m2当たりの賃料が3567円(前月比0.3%下落)と4カ月連続で下落。東京都は4132円(同0.9%下落)と2カ月ぶりのマイナスを示しています。

埼玉県が2251円(同1.7%下落)と6カ月ぶりに反落しましたが、7月の水準を上回りました。神奈川県は2779円(同1.7%下落)、千葉県は1979円(同1.2%下落)で、築浅事例の減少により、比較的築古化が進み、前月に引き続き1%以上のマイナスとなっています。主要都市では、東京23区は4264円(前月比1.0%下落)と2カ月ぶりに下落しました。

一方、中古マンションの動向ですが、東京都が首都圏域平均を押し上げる形となり、4705万円(前月比1.1%上昇)と3カ月連続で上がっています。東京都は平均7170万円(同2.9%上昇)と6カ月連続で上昇しましたが、勢いは都下まで波及していないようです。東京23区は平均8309万円(前月比3.2%上昇)と6カ月連続で上昇し、都心部周辺エリアの上昇度合いも強まっています。

都心6区(千代田・中央・港・新宿・渋谷・文京)の平均価格は1億3800万円(同2.9%上昇)と21カ月連続で上がりました。特に都心3区は急ピッチで上昇しており、千代田区では2億円の大台に迫っています。横浜市は3822万円(前月比0.8%下落)となり、さいたま市も3606万円(同1.1%下落)、千葉市も2549万円(同1.0%下落)となっています。