マンショントレンド調査は、MAJOR7参加各企業の新築マンション購入意向のインターネット会員(2012年6月時点約52万人)を対象としたもので、首都圏のランキングは、昨年に引き続き5年連続で「吉祥寺」がトップ、「自由が丘」が2位となりました。3位は昨年の5位からランクアップした「横浜」が入り、以下、「恵比寿」「広尾」「二子玉川」が昨年同様上位に入っており、確立された人気がうかがえます。また、昨年に比べると「渋谷」が21位⇒15位、「新宿」が25位⇒18位、「武蔵小杉」が24位⇒20位と各々順位を大幅に上げる結果となりました。住んでみたい街の上位3位および上昇幅の大きい街について、その街を選択した理由を尋ねました。全体的な傾向として、利便性の高さ(交通、通勤、生活)について支持する割合が高くなっています。また、街ごとに理由をみると、「吉祥寺」は商業施設の充実、公園・自然環境の豊かさ、「自由が丘」はおしゃれ、洗練されていること、「横浜」は街並みのきれいさ、海への近さ、「渋谷」は流行の先端であること、おしゃれ、「新宿」は利便性の高さ、「武蔵小杉」は話題性、好きな沿線であることなどが特徴として挙げられています。
「実際に住んでみて良かった街」ランキングは、『横浜』が選択率3.1%でトップになりました。以下、2番手には住んでみたい街トップの『吉祥寺』、3番手には住んでみたい街14位から大きく上昇した『中野』がランクインされています。また、その他のトップ10にランクインした街をみると、『川崎』『荻窪』『下北沢』『三軒茶屋』『練馬』が住んでみたい街ランキングより大きく順位を上げる結果となりました。「実際に住んでみて良かった街」を選んだ理由は、いずれの地域も「交通の便がよかったから」「日常の生活に便利だったから」「通勤に便利だったから」など“利便性”に関する項目が上位に挙がっています。加えて、「庶民的な街だったから」「物価が安かったから」などの“庶民性”も、実際に住む上で重要な要素となっている様子がうかがえます。