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マンション供給、今後も増加基調

不動産経済研究所の調査によると、9月に首都圏で供給された新築マンションは3183戸で、8カ月続けて前年実績を上回りました。同研究所では、「10月以降は秋の商戦も本格化し、増加基調は続くだろう」と分析しています。

1戸当たりの平均販売価格は5024万円で、前年を11%上回りました。比較的価格の高い東京都区部のシェアが54.9%と高水準だったことが影響したようです。

契約率は74.9%で、好調の目安となる70%以上のラインを今年に入ってから9カ月連続上回っています。

10月の供給については、前年を300戸程度上回る3700戸前後の予想で、10年上半期の首都圏のマンション供給量は2万1702戸(前年比24.5%増)でした。上半期として前年実績を上回るのは05年度以来のことです。