2024年11月15日
財団法人森記念財団の都市戦略研究所(竹中平蔵所長)は10月13日、今年で3回目となる世界の都市総合力ランキング(2010年版)をまとめました。世界の主要35都市を対象に、6分野(経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通アクセス)・21指標グループに分類した合計69の指標で各都市の評価を行い、総合力を指数化。日本からは、東京、大阪、福岡の3都市が対象となっています。
その結果、東京は総合ランキングで4位につけ、1位のニューヨーク、2位のロンドン、3位のパリに続き、1〜4位の順位は3年連続で同じ結果に。世界的な景気低迷でカイロを除くすべての都市がスコアを落としたものの、上位4都市のグループ以上に、下位グループの落ち込みが大きく、「上位4都市が他都市を圧倒する評価を得る」結果となったとしています。
東京の6分野別のランキングは、「経済」と「研究・開発」が2位、「文化・交流」が4位、「居住」が9位、「環境」が5位、「交通アクセス」が6位でした。また、関西空港へのアクセス時間短縮が評価された大阪が昨年の25位から19位に、福岡が同30位から28位にそれぞれランクを上げています。
世界第4位の都市総合力を有する東京の不動産の価値は、ビジネスの拠点としてだけではなく、研究・開発や文化・交流の面でも高く評価されています。堅実かつ安定した投資対象として、底値感のあるいまこそ、積極的なご検討をされてはいかがでしょうか。