2024年11月15日
3月11日午後2時46分、三陸沖を震源とするマグニチュード(M)9.0の極めて強い地震が起き、宮城県北部で震度7の烈震を観測しました。地震の規模は1854年12月の安政の大地震を上回り、過去最大規模の地震災害となっています。なお、死者・行方不明者は1万人を超し、43万人が避難生活を余儀なくされている模様です。
国土交通省は、東日本巨大地震の発生を受け、被災者への住宅支援のため、住宅・不動産関連団体への協力要請を行っています。住宅生産団体連合会には、応急仮設住宅の供給を要請。これにより、2カ月程度で約3万戸が供給される見通しです。建設場所の確保は岩手県、宮城県、福島県の知事に要請し、今後、県が調整するとのこと。なお当面の必要戸数として、岩手県は8800戸、宮城県は1万戸、福島県は1万4000戸と発表されました。
また、不動産関連団体とも被災者への住宅の斡旋などの支援に向けた検討を進めています。近く、不動産物件情報を公開しているサイト「不動産ジャパン」などを活用した被災者への情報提供を決定する見込みです。