首都圏マンション契約者、「地震対策」重視傾向に

新築マンションポータルサイト「メジャーセブン」が、全国のマンション購入意向者約50万人を対象に「新築分譲マンション購入意向者アンケート」を実施しました。それによると、購入検討理由は「もっと広い住まいに住みたいから」で、2005年の調査開始以来8年連続のトップ。2位は「現在は金利が低く買い時だと思うから」が続きました。一方、前回17位だった「耐震性の高い住まい(免震構造など)に住みたいから」が8位にランクアップしています。リクルートが行った2011年の首都圏新築分譲マンション契約者の調査においても、物件を検討するうえで重視した項目で、「耐久性・構造」が38.3%。前回(2010年)調査の33.1%から5.2ポイント増加しました。購入の決め手となった物件スペックでは、「地震対策」を18.4%が挙げており、こちらも前回調査(9.9%)から大幅に増加。東日本大震災から一年が経ちましたが、その影響は物件選びにも如実に現れているようです。