2024年10月1日
全国宅地建物取引業協会連合会は5月10日、「一人暮らしに関する意識調査」の結果を発表しました。一人暮らしの部屋の希望タイプと広さについては、「1DK」29.9% 、「1LDK」21.6% 、「1K」21.0%で、例年同様の順位に。全体的に広さを求めずコストを優先する傾向は変わりません。家賃の希望額については、「4万円以下」45.7%と2013年比では同数、「4~5万円」25.3% 、「5~6万円」17.3%で、回答者の71%が5万円以下の家賃を希望しています。妥当と思われる月収に占める家賃の割合については、「20%」39.9% 、「30%」39.4% 、「10%以下」10.7%で、全体・男女とも、8割近くの人が家賃割合としては20-30%が妥当であると考えているようです。
部屋探しで重視する条件・環境等については、「家賃の額」29.3% 、「通勤通学の時間」18.6%、「建物の警備・セキュリティ」11.2%で、女性が気にするセキュリティは昨年同様関心が高く14.7%となっています。また、環境については、「商店スーパーなどの買い物施設が近い」27.2% 、「最寄り駅が近い」21.8% 、「学校・職場に近い」20.4%が上位を占めました。重視する部屋の設備については、「エアコン付」15.8% 、「トイレとバス(風呂)の分離」14.5% 、「収納スペースが広い」11.0%で、「玄関のオートロック設備」も二年連続で伸びています。