2024年12月1日
国土交通省の調査によりますと、2016年10月の新設住宅着工戸数は8万7707戸でした。前年同月比13.7%増で、4カ月連続の増加となっています。相続税対策による貸家の着工増が相変わらず引き続いており、持家と分譲住宅も増加しました。季節調整済年率換算値は前月比0.1%減の98万3000戸で、先月の増加から一転、再びの減少となっています。持家は2万6046戸(前年同月比4.9%増)で9カ月連続の増加。貸家は3万9950戸(同22.0%増)と12カ月連続の増加を示しました。これは13年3月から14年6月にかけての16カ月連続増加に次ぐもの。分譲住宅は2万1050戸(同11.7%増)で、内訳はマンションが9476戸(同9.0%増)、戸建てが1万1294戸(同12.6%増)となっています。