三菱地所レジデンス、大林新星和不動産、東急不動産が事業主となり、10月下旬に販売開始を控える「ザ・パークハウス渋谷南平台」(東京都渋谷区南平台町12-2、総戸数100戸)のモデルハウスが10月6日、オープンしました。大規模な再開発が進む渋谷駅徒歩圏の立地で、販売予定価格は1億2000万円台から最高7億1000万円台まで、3.3m2当たり850万円となっています。過去「南平台」で供給された最高単価となる注目のマンションです。
「南平台町」所在で直近に供給された新築マンションは2007年までさかのぼり、1995年以降でもわずか4物件にとどまります。徒歩7分にある渋谷駅を最寄りとする希少な立地から注目度が高く、物件ホームページを開設した7月からの問い合わせ件数は1100件に上っています。
間取りは1LDK(56.44㎡)~3LDK(215㎡)で、90~100㎡の3LDKのプランが中心。水回りや廊下、収納などにゆとりを持たせた全23タイプで、室内廊下に60センチ角の天然石タイル、フローリングには天然の突板をそれぞれ採用して上質感を持たせました。
共用部では、暮らしに関わる様々なサービスを取り次ぐコンシェルジェサロンや、ラウンジ2つと庭園を設け、イタリア製のインテリアで共用空間を演出しています。また、専属スタッフが車の入出庫を代行するバレーサービを車寄せに導入し、至近にあるセルリアンタワー東急ホテルの会員制フィットネスクラブも利用できるということです。
想定顧客に50代の二次取得者層をメーンに据えつつ、今後ますます企業集積が進むことになる「渋谷ビットバレー」に勤める単身者、個人投資家や海外顧客なども想定し、多彩なバリエーションを用意しました。同用地は面積3352㎡で、日本たばこ産業の事務所ビルの跡地を2016年に取得。建物は、鉄筋コンクリート造地上10階地下1階建て。竣工は2019年11月中旬予定です。