2024年12月15日
東京カンテイによりますと、2023年下半期(7~12月)における首都圏の中古マンション相場価格(坪単価)は、前期比1.0%プラスの334.6万円。22期連続の上昇となりましたが、2022年からの上昇率の鈍化傾向は強まりました。
また、東京都(前期比0.8%プラス、387.9万円)や神奈川県(同1.5%プラス、253.8万円)、千葉県(同5.9%プラス、211.1万円)では程度の差こそありますが、上昇率はいずれも前期を下回りました。また埼玉県(同0.7%マイナス、211.1万円)では2021年以降6%以上の上昇率を示し続けていましたが、今回は6期ぶりにマイナスとなっています。
なお、東京23区は 前期比0.9%プラスの408.7万円と400万円台での堅調な推移を示したものの、上昇率は14期ぶりに1%を割り込みました。各エリアでは都心(前期比1.6%プラス、569.7万円)や城南・城西(同0.4%プラス、403.7万円)で上昇が鈍化しています。