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住宅地価、都区部15期連続上昇、関西圏に天井感漂う。

野村不動産ソリューションズは、「住宅地価INDEX」を公表しました。独自の地価調査(2024年1~3月期)で4月1日時点のデータです。首都圏の変動率は0.6%と2020年第4四半期以降15期連続で上昇しました。東京区部、都下、埼玉県が15期連続でプラスとなり、千葉県が14期連続でプラスとなりました。都心の千代田区、中央区、新宿区を中心に価格上昇が続いている半面、埼玉県と千葉県は上昇率が縮小し、神奈川県ではほとんどの地点で横ばいでした。

関西圏の変動率は1.3%と3期連続で上昇しました。上昇地点が減り、横ばい地点が増加して価格に天井感が見られています。エリア別では大阪市内、北摂、南大阪、阪神間がプラス。京阪エリアはマイナスでした。京阪の上昇地点はゼロで、京都エリアは全地点で横ばい、大阪市内は上昇率が拡大し、2連続で上昇しています。