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2023年4月の賃貸住宅賃料、東京23区など高値を更新。

アットホームは5月26日、「全国主要都市の賃貸マンション・アパート募集家賃動向」を発表しました。首都圏(1都3県)、大阪・名古屋・札幌・仙台・福岡の各市を対象に面積タイプ別に調べています。それによりますと、直近4月のマンション平均賃料は、東京23区・都下・埼玉県・千葉県・大阪市・名古屋市・福岡市の7エリアで全面積帯が前年同月の水準を上回りました。カップル向けが5カ月、ファミリー向けが4カ月とそれぞれ連続で上昇しています。とりわけ東京23区・都下・神奈川県・埼玉県・大阪市の5つのエリアでは、カップル・ファミリーとも2015年1月以降の最高値を更新しました。

アパートの概況でも、マンション同様にカップルとファミリーが5カ月、4カ月と連続で上昇し、全エリアで前年同月を上回っています。特に都下と埼玉県では、カップル・ファミリーともに2015年1月以降の最高値を更新しました。

賃料水準の高い東京23区を見ますと、シングル向けの家賃は8万9267円(前年同月比1.2%上昇)、カップル向けが13万8597円(同3.8%上昇)、ファミリー向けが21万1633円(8.9%上昇)、大型ファミリーが36万3654円(同6.6%上昇)となっています。単身者や2人世帯が居住する狭めの住宅よりもファミリーの上昇率が高いのが特徴です。同様にアパートを見ますと、シングル向けが6万4923円(前年同月比0.3%下落)、カップル向けが10万3789円(同2.6%上昇)、ファミリーが13万8298円(同4.1%上昇)でした。 ちなみに家賃上昇率を見ますと、ファミリー向けは大阪市(12.4%上昇)がトップとなり、埼玉県(10.6%上昇)、東京23区(8.9%上昇)が続いています。大型のファミリーは大阪市(11.5%上昇)、千葉県(8.6%上昇)、埼玉県(7.0%上昇)がトップ3で東京23区はランク外でした。