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引越し先の街選び、「通勤のしやすさ」が最多。

エイチームライフデザイン(名古屋市)は7月25日、同社が運営する引っ越しの見積もり比較サイト「引越し侍」の利用者を対象に「引越し先の街・物件選びに関するアンケート調査」の結果を公表しました。1872人にヒアリングしたところ、「通勤のしやすさ」(49%)が最も多く、「周辺環境の充実さ」(39%)と「治安の良さ」(23%)がトップ3にランクインしました。「都心部へのアクセス」(20%)が4位に付けており、通勤のしやすさと合わせると約7割が便利さで街を選んでいることが分かりました。

もっとも、リモートワークの活用の有無で傾向は異なっており、出社勤務の人は「通勤のしやすさ」(57%)を重視する割合が多く、リモートワークの人は「周辺環境の充実さ」や「都心部へのアクセス」の割合が比較的多い傾向となっています。 物件選びで重視するトップ3は、フルリモート勤務、ハイブリッド勤務、出社勤務のいずれも家賃、間取り、広さの順番でした。引っ越しで家賃が「上がった」と回答したのは56%と半数を占めました。上がった金額差の平均は、フルリモート勤務が4万2162円、ハイブリッドが3万7351円、出社が2万9287円となっています。